事業の証券化 英語ではWhole Business Securitizationと表記し、WBSと略す。事業者の営む特定の事業について、その将来キャッシュフローを見合いに証券化する現金調達手法。実態としては証券化とコーポレートファイナンスの中間的な性格を持つ。日本国内では、ソフトバンクモバイルの携帯電話事業をはじめゴルフ場事業、レジャーホテル、インターネット事業等で証券化の事例があるが、件数は少ない。イギリス等海外の国々では、輸送、パブ、水道事業等の各種事業で多数実施されている。
シルエット法 輪郭の中を黒く塗りつぶしたイラストや影絵、またその手法を「シルエット」と呼ぶ。影(shadow)の別の言い方のように使われることも多いが、この言葉はフランス語の「silhouette」で、元々はフランス人の名前。その人はエティエンヌ・ド・シルエット(Etienne de Silhouette)。18世紀頃、ルイ15世時代の財務長官で、王室の浪費と戦後の財政難から極端な倹約政策をとったことで知られる。その彼が肖像画に関しても節約のため単色の影絵で十分だと言ったことがあの「シルエット」の由来。19世紀にアメリカやイギリスの雑誌でこのスタイルが多用され、シルエットという呼び方も広まった
当座比率 流動資産から現金化の遅い棚卸資産を除外した当座資産の流動負債に対する割合を百分率で表したもの。酸性試験比率acid test ratioともいう。企業の支払能力を判定する分析方法の一つである。当座比率は一般に100%以上であることが望ましいとされている。この分析方法は、流動比率による分析方法よりも厳格なものであるが、当座資産としての売上債権や有価証券にも貸倒れや市場価格の値下りなどの問題がある。また、この比率は一時点における当座資産と流動負債との関係を示すにすぎず、企業の支払能力の判定は、流動資産回転率などの分析とあわせて考えなければならない。